5/25(土)JOCA主催のアウトリガーカヌー無料体験会と5/26(日)第3回全日本アウトリガーカヌー選手権JOCA CUPを逗子海岸にて行います。
5/25(土)アウトリガーカヌー無料体験会@逗子海岸
*小学生からどなたでもご参加いただけます。
*保険加入料として500円いただきます。
詳細は下記リンクをクリックしてご覧ください。
» アウトリガーカヌー無料体験会 JOCA|日本アウトリガーカヌー協会
5/26(日)第3回全日本アウトリガーカヌー選手権JOCA CUP@逗子海岸
*従来のOC6レース以外にOC1、OC2、OC4、V3も参加可能なカテゴリー新設。
JOCA加盟クラブ以外からのご参加も歓迎です。
詳細は下記リンクをクリックしてご覧ください。※4/4更新(バージョン6-2)
当クラブはアウトリガーカヌーをメインに2004年に逗子海岸でスタートしたパドルクラブです。
勝つことを目標にしたストイックな集団ではありませんが、競技の要素を持つスポーツです。
目標としてカヌーやパドルスポーツの大会へ参加しております。
パドルスポーツは経験を積む事で上達します。そのプロセスには個人差がありますが、自分のペースで付き合っていける生涯スポーツです。
道具は進化を続けていますが動作はシンプルです。クラブ仲間との共感、達成感や悔しさもスキルアップの刺激になります。
オハナ ホウ アウトリガーカヌー クラブは逗子海岸で一年中活動しておりますので、ご興味ある方は気軽に見学や体験にお越しください。
カヌー(CANOE)という言葉は、漕ぎ手が前を向いて座り、片方のサイドをシングル・ブレードのパドルを使って漕ぐ舟を指し、ボートやカヤックとは区別されます。カヌーは主に太平洋エリアで発達した舟で、東南アジア、アフリカ東岸のマダガスカル、アメリカ大陸など広いエリアに様々な種類のカヌーを見ることができます。日本でも沖縄のサバニや太平洋岸各地に残る丸木舟はカヌーの特徴をよく残しています。
これらのカヌーの中で、細長い艇体とバランスを取るための横にせり出した浮(アウトリガー)が取り付けられたものを「アウトリガーカヌー(Outrigger Canoe)」と呼びます。ただし、アウトリガーカヌーというのは英語であり、元来太平洋の言語では「ワカ・アマ」「ヴァア・アマ」「ヴァカ・アマ」と呼ばれるようです。これらに共通するのは「アマ(アマ)」という言葉で、一般的にはアウトリガーのことを指します。試しに漢字変換してみると、「海士」「海部」などといった文字が出てくる。古代日本語はハワイやタヒチなどと同じルーツを持つと考えられますので、「アマ」とは海に深く関係するものを指す言葉なのかも知れません。
実際に、ハワイやニュージーランドに住むネイティブの人達は古代日本人(縄文人)と遺伝的に似通っているといわれます。最近の研究では、中国南部からラピタ人と呼ばれる人種がカヌーに乗り、長い年月をかけて太平洋の島々へ移動・移住していったことが明らかになっているのです。マゼランやキャプテン・クックといったヨーロッパの冒険家が太平洋に乗り出してきた頃には、既に殆どの島に人が住み着いていました。航行性能の高いアウトリガーカヌーに乗った人達が海を自在に渡り歩く姿にヨーロッパ人はさぞ驚いたことでしょう。
その後、アウトリガーカヌーに乗る太平洋の人々は受難の時代を迎えます。ヨーロッパ人が持ち込んだ病原菌に冒され、植民地として抑圧されるなどして、アウトリガーカヌーを通じて海や自然と密接に関わってきた文化は急速に衰退していったのです。